
お電話で無料見積もり・相談
現場写真の撮り方
①給湯器全体

給湯器から1~2m離れて撮影してください。正面でなく横やナナメからでOKです。
②給湯器の型式品番拡大

現在設置されている給湯器のメーカーと品番を、正確に把握させていただきます。
③給湯器下部の配管

カバーが付いている場合は正面のツマミを左回しで外してください。
④給湯器付近の工事作業スペース

給湯器の設置されている場所と高さを拝見します。全体を撮影お願いします。
お風呂のお湯が出ないときのチェックポイントと対処法とは

お風呂に入るためにお湯を張ろうとした際、お湯が出なかった経験はありますか?
給湯器からお湯が出ない場合は、お風呂に入ることが出来ないのはもちろん、洗面台やキッチン、床暖房でもお湯がでないので、冬の季節は特に困りますよね。
本記事では、日々の生活の中で急にお湯が出なくなった時のチェックポイントや対処法、業者の選び方などをまとめましたので、緊急時の対応の参考になさってください。
Table of Contents
Toggleお風呂のお湯が出ない際のチェックポイント
まず、「お湯がでない」場合に給湯器の故障を思い浮かべる人が多いかと思いますが、他に原因がある可能性もあります。そのため、他にどういった症状がでているのかを確認しましょう。
業者に問い合わせた際に、確認を依頼されることもあるので以下の3点をまずチェックしましょう。
【チェック3点】
- キッチンや洗面所でお湯が出るかどうか確認する
- 水は出るかどうか確認する
- 給湯器とリモコンは正常かどうか確認する
キッチンや洗面所でお湯が出るかどうかを確認する
お風呂以外のお湯を使う場所である、キッチンや洗面所でお湯が出るかどうか確認しましょう。
確認する際は、それぞれの給湯栓が開いているかも合わせて確認してください。
キッチンや洗面所でもお湯が出ない場合は、給湯器、ガス、電力などに問題がある可能性が高いです。
お湯が出ない場合の簡単な対処方法は以下のとおりです。
【対処方法】
- リモコンパネルを操作して電源をオンにする
給湯器のリモコンのスイッチがオフになっている可能性があるため。 - コンセントに電源プラグを抜き差ししてみる
給湯器本体の電源プラグが抜けていた可能性があるため。 - ブレーカーを入れ直す
給湯器のブレーカーが落ちていた可能性があるため。 - 複数個所でのお湯お同時使用を避けてみる
給湯能力が足りない可能性があるため。
ご自身でやってみて直せない場合は、業者に問い合わせしましょう。
水は出るかどうか確認する
そもそもお湯だけでなく、水が出るかどうかも確認してください。
水も出ない場合は以下の原因が考えられます。
【原因】
- 断水している
断水している場合は、水もお湯も出てきません。
計画的な断水の場合は、お知らせが届いているはずです。また、水道局や自治体のHPで断水の時間を確認してみましょう。 - 水道料金を滞納している
水道料金を欠かさず支払っているか確認しましょう。
もし滞納していても、数か月は止まらないという意見もありますが、各水道局によってもその期間は異なるので、滞納しないように支払いましょう。 - 止水栓や元栓が開いているか確認する
止水栓は蛇口付近、元栓はメーターボックス内や近くにある丸い蓋がされている箇所に
あります。
止水栓や元栓は右に回すと閉まり、左に回すと開きます。開け閉めをして水がでるか確認しましょう。
また、給湯器の給水管の元栓も閉まっている場合は水がでないため、合わせて確認してください。
- 水道管から水漏れしていないか確認する
水道管の寿命は40~60年といわれています。この期間を経過した水道管や使用環境によっては、凍結などにより水が出なくなるということもあります。
配管には問題なく、ただ凍結している場合は、自然解凍後に配水されるか確認しましょう。
給湯器とリモコンは正常かどうかを確認する
現在流通している給湯器は、リモコンを使用して様々な設定を行うことが出来ます。
設定の中でも節水モードや温度制限の設定をしていると、お湯が出なくなる可能性があります。
もし設定していてお湯が出なくなった場合は、リモコンの取り扱い説明書から設定を元に戻すか再設定するか検討してください。
また、リモコンにエラーが表示される場合は、取扱説明書や公式サイトでエラー解除の方法が記載されています。エラー解除をしてみても解決しない場合は、給湯器またはリモコンの故障の可能性があるため、専門業者に問い合わせしましょう。
【原因別】お風呂のお湯が出ない際の対処法
お湯が出ない際の対処法を詳しくみていきましょう。
お湯がでない原因を以下の5点でまとめました。
【原因5点】
- 蛇口のトラブル
- サーモカートリッジのトラブル
- ガス管のトラブル
- 給湯器の優先設定
- 配管の凍結
蛇口のトラブル
お風呂の蛇口やシャワーからお湯が出ない場合は、給湯器ではなく水栓に問題がある可能性が高いです。
そのため、まずは蛇口のフィルター掃除を行いましょう。
フィルター掃除というと難しく考えがちですが、さびやごみなどの汚れを落とすことでまたお湯が出てくることもあるため試しに掃除してみることをおすすめします。
具体的な掃除の手順は以下のとおりです。
【掃除の手順】
- ドライバーを使って止水栓を閉める(水とお湯で別れている場合は両方閉めましょう)
- フィルターのキャップを外す
- フィルターを取り出し歯ブラシ等で掃除する
- フィルター、キャップ、止水栓を外した順番通りに戻す
- 水が正常に出るか、水漏れがないか確認する
- お湯が出るか確認する
シャワーの目詰まりの場合は、中性洗剤を使用して優しくこすったりクエン酸水につけ置きする方法があります。
掃除をしてもお湯が出ない場合は、専門業者に問い合わせてみてください。
サーモカートリッジのトラブル
サーモカートリッジとは、水温を調節する部品のことで、蛇口の根元についているハンドルを回すことで蛇口やシャワーから出る水の温度を調整するものです。
サーモカートリッジの故障は、経年劣化やバルブの不具合、ハンドル部分の劣化などが原因で起こります。
サーモカートリッジの故障のみが原因だった場合は、サーモカートリッジを交換することでお湯が出る可能性があります。
交換修理の方法は蛇口の種類によって異なりますが、ホームセンターなどでカートリッジを購入することができるため、自力で修理する人もいます。
修理に慣れていなければ難しい手順もあるため、業者に交換を依頼する方が安心かもしれません。
ガス管のトラブル
ガス管のトラブルでお湯が出ない場合は、以下のような原因が考えられます。
【原因】
- ガス栓が閉まっている可能性がある
ガス栓が閉まっていた場合は、元栓を全開にして使用できるか確認する - ガスメーターの遮断
ガスメーターは地震やガス漏れ、長時間使用などで自動的にガスを止める場合があります。
ガスメーターのランプが赤く点滅している場合は、ガスメーターによりガスが遮断されている合図です。
ガスメーターの復旧手順は、取扱説明書に記載されているので、確認してみてください。
また、万が一ガスの匂いがするなどの異変に気付いた際は、すぐにガス会社に連絡しましょう。
ガス漏れは、ガス管に亀裂が入っていることもあるため、ガスの元栓は閉めたうえで業者に連絡してください。
給湯器の優先設定
給湯器の優先設定とは、浴室で給湯を使用している際、台所などの他の部屋のリモコンから温度変更ができないようにする機能です。
これは、シャワーを使っている際に台所でお湯を使ってもシャワーの温度が変わることがないため、快適にシャワーを浴びることが出来ます。
浴室でお湯が出ない症状が出た際、台所で「優先」設定で低い温度設定で使用していると、お風呂でお湯を出そうとした際、台所の水温が優先されてお風呂からお湯が出ません。
お湯が出ない場合は、給湯器のリモコンがある部屋で低めの温度で「優先」設定されているかも確認しましょう。
配管の凍結
配管が凍結してしまったら、自然に解凍するまで待ちましょう。
解凍するために熱湯をかけ、中途半端な解凍方法で解凍してしまうと配管が破損するおそれがあります。
もし自然解凍を待てない場合は、以下の方法で解凍してください。
【解凍方法】
-
- リモコンの電源を切り、台所などの給湯栓を少し開ける
- 給水元栓のまわりにタオルを巻く
- タオルで巻いた元栓に人肌程度(30℃~40℃)のぬるま湯をゆっくりかける
- 元栓が回って水が流れる音がするようになったら家の中の給湯栓(蛇口)を閉める
- タオルを外し、給水元栓のまわりについた水を乾いた布で拭き取る
自然解凍が難しく、自力での解凍作業でも水が流れない場合は、解氷作業を業者に依頼することができます。
ほとんどの業者は電気解氷機か高温スチーム機を使って作業を行い、作業費用の相場は8,000円~15,000円といわれています。
作業内容や作業時間によって30,000円程度かかってくる可能性もあるため、事前に確認して依頼した方が安心です。
原因不明の場合は給湯器に問題がある?
上記のチェックポイントを確認しても原因が分からない場合は、給湯器に問題がある可能性が高いです。
給湯器のリモコンの電源が入っているか、エラーコードが出ていないか、電源のコンセントが抜けていないか、
ガスの元栓が開いているかなどを確認しましょう。
エラーコードが出ている場合や、給湯器から水漏れや異音が出ている場合は、給湯器の利用を中止して専門業者に修理や点検の依頼をしましょう。
給湯器が原因の場合は専門業者に修理を依頼するのがおすすめ
給湯器の修理を依頼する場合は、専門業者に修理を依頼するのがおすすめです。
その理由について以下の3点でまとめました。
【まとめ3点】
- アフターサービスが充実している
- 豊富な知識と経験を有している
- スピーディーな対応が可能
理由①アフターサービスが充実している
専門業者は地域に複数社あることが多く、業者間の競争が激しいです。
そのため、自社のサービスに付加価値をつけるために、当日の作業だけでなくアフターサービスを充実させている会社が多くあります。
修理を依頼する業者が決まっていない場合は、給湯器専門業者に依頼することをおすすめします。
理由②豊富な知識と経験を有している
専門業者以外でも給湯器の修理を受け付けている業者は複数ありますが、実際に修理にくるのは専門業者になることもあります。
その点、最初から専門業者に依頼すれば、豊富な知識や経験をもとに対応してくれるため、安心して依頼することができます。
理由③スピーディーな対応が可能
理由②でも解説しましたが、専門業者の場合は、豊富な知識と経験を持っているため、修理の相談を受けたらすぐに対応することが可能です。
修理が必要な場合は、より迅速な対応が求められるため、専門業者に直接修理を依頼することをおすすめします。
給湯器の専門業者の選び方
給湯器の専門業者を調べてみるとたくさんの会社の候補が出てくるかと思います。
その中での選び方について以下の3点でまとめました。
【選び方3点】
- 実績を確認する
- 保証内容を確認する
- 取扱メーカーを確認する
実績を確認する
給湯器の修理や交換の実績について、業者のホームページや、比較サイトなどで確認することがおすすめです。
多くの施工実績を掲載している場合は技術力が期待できますし、逆に施工実績が少ない場合は、作業の見積もりが安くとも技術が伴わない可能性があるため注意が必要です。
また、SNS等で修理を依頼した人が口コミを掲載している可能性があるため、探してみると参考になるかもしれません。
保障内容を確認する
給湯器を修理する際の補償内容を確認することも大切です。
一般的に給湯器のメーカー保証は1~3年程度、追加で保証を付ける場合は、最大10年程度まで延長することも可能です。
給湯器の専門業者では、アフターサービスとしてどのような内容であれば保証してもらえるか、や定期点検を依頼できるかなどを比較して依頼する業者を決めましょう。
取り扱いメーカーを確認する
実際の故障具合を確認し、使用年数に応じて修理ではなく交換をおすすめされる場合もあります。
その場合に自分が取り替えたい給湯器の在庫があるか確認しましょう。
仮に取り寄せとなった場合は、機器が届くまで数週間、取り替え作業までにまた数日必要になる可能性があるため、在庫の確認をした上で修理の依頼をすると安心です。
まとめ
お湯が出ない時の原因はいくつか考えられるため、原因を突き止めるのが大変ですね。
まずは、他の場所でもお湯がでないのかを確認し、ガス、水道、給湯器の症状を確認しましょう。
日々の生活の中でこまめにメンテナンスをしていれば回避できるトラブルもありますが、不具合が出てから自分で対応できることもあるので本記事がその参考になれば幸いです。
関連記事:
関連記事はありません。
カテゴリー
- カテゴリーなし