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現場写真の撮り方
①給湯器全体
給湯器から1~2m離れて撮影してください。正面でなく横やナナメからでOKです。
②給湯器の型式品番拡大
現在設置されている給湯器のメーカーと品番を、正確に把握させていただきます。
③給湯器下部の配管
カバーが付いている場合は正面のツマミを左回しで外してください。
④給湯器付近の工事作業スペース
給湯器の設置されている場所と高さを拝見します。全体を撮影お願いします。
ガス給湯器とエコキュートの違いを徹底比較!
給湯器の選び方に悩んでいませんか?近年、環境への配慮や光熱費の節約の観点から、従来のガス給湯器に加えて、エコキュートという選択肢が注目を集めています。
しかし、初期費用やランニングコスト、設置スペース、使い勝手など、考慮すべき点は様々です。本記事では、ガス給湯器とエコキュートの特徴や違いを詳しく解説し、各家庭に適した給湯器選びのポイントをお伝えします。
Table of Contents
Toggleガス給湯器とは?
ガス給湯器は、都市ガスやプロパンガスを燃料として使用し、瞬間的にお湯を沸かす給湯システムです。蛇口をひねると同時にガスを燃焼させ、配管内を流れる水を瞬時に加熱する仕組みを採用しています。
貯湯タンクが不要なため、設置スペースをとらず、必要なときに必要な量のお湯を供給できるのが特徴です。また、初期費用が比較的安価で、お湯切れの心配がないことから、多くの家庭で採用されている給湯システムとなっています。
一方で、ガスを燃焼させるため、二酸化炭素の排出量が多く、環境負荷が高いという課題があります。また、ガス代と電気代の両方がかかるため、ランニングコストはエコキュートと比べて割高になる傾向があります。
エコキュートとは?
エコキュートは、空気の熱を利用して効率的にお湯を沸かす次世代型の給湯システムです。正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」と呼ばれ、環境にやさしい二酸化炭素を冷媒として使用しています。
ヒートポンプ技術を活用し、外気の熱を圧縮・加熱することで、投入した電力の3~4倍もの熱エネルギーを生み出すことができます。この高効率な仕組みにより、従来のガス給湯器と比べて大幅な省エネを実現しています。
エコキュートは貯湯式を採用しており、主に夜間の割安な電力を使ってお湯を沸かし、タンクに貯めておく仕組みです。電気のみで動作するため、オール電化住宅との相性が良く、さらに災害時にはタンク内の水を生活用水として活用することもできます。
近年では、昼間の太陽光発電と組み合わせて使用する「おひさまエコキュート」など、より効率的な活用方法も提案されています。また、IoT技術を活用した高度な温度管理や、省スペース設計の機種も登場し、さらなる進化を遂げています。
ガス給湯器とエコキュートの違い
給湯器の選択において、ガス給湯器とエコキュートには明確な違いがあります。設置方法や運用コスト、使い勝手など、それぞれの特徴を理解することで、各家庭に適した選択が可能になります。
給湯に使うエネルギー
ガス給湯器は都市ガスやプロパンガスを燃料とし、稼働時には少量の電力も使用します。一方、エコキュートは電気のみを使用し、空気中の熱を活用するヒートポンプ方式を採用しています。
本体価格
ガス給湯器は本体価格が15~40万円程度で、工事費用を含めても比較的リーズナブルです。対してエコキュートは本体価格が40~70万円と高額で、工事費用も含めると初期投資が大きくなります。
サイズ
ガス給湯器は瞬間式のため、コンパクトな設計が可能です。エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプユニットが必要なため、設置には広めのスペースが必要となります。
光熱費
エコキュートは深夜電力を活用し、空気熱を利用するため、年間4~7万円程度の光熱費削減が可能です。ガス給湯器は月々のガス代と電気代が必要で、特にプロパンガスの場合は光熱費が高くなる傾向があります。
水圧
ガス給湯器は瞬間式のため、高水圧でのお湯の供給が可能です。エコキュートは貯湯タンクからの給湯となるため、やや水圧が弱くなる傾向がありますが、最新の機種では改善されています。
飲水の可否
ガス給湯器は水を直接加熱するため、飲用に適しています。エコキュートは貯湯式のため、タンク内での滞留時間が長く、飲用には適していません。
安全性
エコキュートは電気のみを使用するため、ガス漏れの心配がなく、災害時にも安全です。さらに、タンク内の水は非常用水として活用できます。ガス給湯器は定期的な点検が必要で、災害時のガス供給停止のリスクがあります。
ガス給湯器が向いている人
ガス給湯器は、特定の生活スタイルやニーズを持つ家庭に適しています。導入を検討する際は、以下のような特徴を持つ家庭かどうかを確認すると良いでしょう。
まず、初期費用を抑えたい方に最適です。本体価格が15~40万円程度と、エコキュートと比べて半額以下で導入できます。急な故障による交換の場合も、予算的な負担が少なく済みます。
また、頻繁にお湯を使用する大家族や、同時に複数の場所でお湯を使う家庭にも向いています。瞬間式のため、お湯切れの心配がなく、安定した給湯が可能です。
さらに、設置スペースが限られたマンションやアパートにも適しています。コンパクトな設計のため、省スペースでの設置が可能です。
エコキュートが向いている人
エコキュートは、長期的な視点で給湯システムを選択できる家庭に特に適しています。以下のような特徴を持つ方は、導入を検討する価値があります。
まず、10年以上の長期居住を予定している方です。初期費用は高額ですが、年間4~7万円の光熱費削減が見込めるため、長期的には経済的なメリットが大きくなります。
また、環境への配慮を重視する方にも最適です。空気熱を利用し、CO2排出量を抑えられる点が特徴です。特に、太陽光発電システムと組み合わせることで、より環境負荷を低減できます。
さらに、オール電化住宅への転換を考えている方や、災害対策を重視する方にも向いています。電気のみで稼働し、貯湯タンクは非常用水源としても活用できます。
ガス給湯器からエコキュートに変更できる?
ガス給湯器からエコキュートへの変更は可能です。ただし、設置工事の規模や必要な手続きについて、事前に確認すべき重要なポイントがあります。
まず、設置スペースの確保が必要です。エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプユニットの設置に、十分なスペースが必要となります。一般的な戸建て住宅であれば、庭や屋外スペースに設置することが多く、基礎工事も含めた設置工事が必要です。
また、電気容量の確認も重要です。エコキュートは200V電源が必要となるため、既存の電気容量が不足している場合は、アンペアの増設工事が必要になることがあります。
工事期間は通常1~2日程度で、費用は設置条件や機種により10万円~17万円程度が一般的です。ただし、追加工事が必要な場合は、工期も費用も上乗せとなります。
リフォームや住宅の建て替えのタイミングでの切り替えが最も効率的です。この機会に合わせて検討することで、工事の手間やコストを抑えることができます。
ガス給湯器からエコキュートに変更する際の注意点
ガス給湯器からエコキュートへの切り替えを検討する際は、生活習慣の変更が必要になる場合があります。特に使用時の制約や光熱費の変動について、事前に理解しておくことが重要です。
湯切れが起きる可能性がある
エコキュートは貯湯式のため、一日の使用量が想定を超えると湯切れを起こす可能性があります。特に4人以上の家族や、入浴時間が集中する家庭では注意が必要です。
タンクの容量は、3人家族で370L、4~7人家族で460L、5~8人家族で560Lが推奨されています。家族構成や使用パターンに合わせて、適切な容量を選択することが大切です。
電気代が高くなる可能性がある
エコキュートは深夜電力を利用することで光熱費を抑えられますが、使い方によっては電気代が想定以上になることがあります。日中に追い炊きや沸き増しを行うと、割高な時間帯の電力を使用することになります。
また、テレワークの増加など、生活パターンの変化で日中の電力使用が増えると、電気料金プランのメリットを十分に活かせない可能性もあります。
エコキュートで使える補助金
エコキュートの導入を検討する際は、各種補助金制度の活用で初期費用を抑えることができます。国や自治体、電力会社が提供する支援制度について確認しましょう。
2024年度は「給湯省エネ2024事業」として、エコキュートなどの省エネ給湯器への買い替えに対して、最大15万円の補助金が用意されています。この制度は、従来型の給湯器から省エネ性能の高い給湯器への買い替えを促進するものです。
また、各自治体独自の補助金制度も用意されています。地域によって補助金額や申請条件は異なりますが、一般的に5万円程度の補助が受けられます。
さらに、電力会社によってはオール電化割引や、エコキュート導入時の工事費用の一部補助などのサービスを提供しています。これらの制度を組み合わせることで、より経済的な導入が可能となります。
ただし、補助金制度は予算に限りがあり、申請期間も設定されています。導入を検討する際は、早めに最新の情報を確認し、申請することをお勧めします。
給湯器選びのポイントと導入サポート
ガス給湯器とエコキュートは、それぞれに特徴があり、各家庭の状況に応じて最適な選択が異なります。ガス給湯器は初期費用が抑えられ、瞬間的な給湯が可能で、特に大家族や頻繁にお湯を使用する家庭に適しています。
一方、エコキュートは初期費用は高いものの、長期的な光熱費削減が期待でき、環境への配慮や災害対策の面でも優れています。特に、オール電化住宅への転換を考えている方や、10年以上の長期居住を予定している方におすすめです。
導入をご検討の際は、東京・埼玉エリアで豊富な施工実績を持つ「給湯器交換のタマ」へのご相談がおすすめです。無料見積もりから施工、アフターサポートまで一貫したサービスを提供し、補助金申請のサポートも行っています。LINEでの見積もり相談にも対応しており、お客様のニーズに合わせた最適な給湯器選びをサポートします。
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