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現場写真の撮り方
①給湯器全体
給湯器から1~2m離れて撮影してください。正面でなく横やナナメからでOKです。
②給湯器の型式品番拡大
現在設置されている給湯器のメーカーと品番を、正確に把握させていただきます。
③給湯器下部の配管
カバーが付いている場合は正面のツマミを左回しで外してください。
④給湯器付近の工事作業スペース
給湯器の設置されている場所と高さを拝見します。全体を撮影お願いします。
給湯器の号数とは?号数を決める目安も紹介!
給湯器を選ぶ際、最も重要なポイントの1つが「号数」です。この号数選びを間違えると、シャワーの水圧が弱かったり、キッチンでお湯を使うと湯量が減ったりと、日常生活に支障をきたすことがあります。
本記事では、給湯器の号数の基礎知識から、家族構成に応じた選び方のコツまでをご紹介します。
Table of Contents
Toggle給湯器の号数とは
給湯器の号数は、お湯の供給能力を数値化したものです。水温を25℃上昇させた温度のお湯を、1分間に何リットル作れるかを示しています。一般的な家庭用給湯器では、16号・20号・24号という3つの型式が主流となっています。
この号数は、同時に使えるお湯の量と直結しており、大きな号数を選ぶほど複数の場所での給湯にも対応できます。寒い季節は水温が下がるため、十分な号数の余裕を持たせることで、年間を通じて快適な給湯環境を維持できます。
16号
16号タイプは、毎分16リットルのお湯を供給できる給湯器です。一人暮らしや夫婦二人の家庭に最適な能力を備えています。シャワー単体での利用なら十分な性能を発揮しますが、入浴中に台所でお湯を使うといった同時使用は難しい場合があります。
20号
20号タイプは、毎分20リットルのお湯を供給する中容量モデルです。2~3人の家族構成に適しており、シャワーを浴びながら台所でお湯を使うといった、日常的な同時使用にも対応可能です。一般家庭で最も採用されている号数の一つです。
24号
24号タイプは、毎分24リットルの高い給湯能力を持つモデルです。4人以上の家族や、複数箇所での同時使用が多い家庭に特におすすめです。浴室、台所、洗面所といった3カ所での同時使用も可能で、真冬でも安定した給湯を実現します。
給湯器の号数の調べ方
ご自宅の給湯器の号数は、本体に取り付けられた「銘板シール」で簡単に確認できます。このシールは、給湯器の取扱説明書とも言える重要な情報源で、機種の詳細データが詰まっています。
通常、給湯器の正面か側面にこのシールが貼り付けられており、メーカー名や製造年月などと一緒に型式番号が記されています。例として「GT-2428SAWX」という型式なら、真ん中の「24」の部分が号数を示します。
このシールには、使用可能なガスの種類や給湯・追い炊きなどの機能情報も記載されており、修理や交換の際に重要となります。なお、リモコンには型式情報がないため、必ず本体で確認するようにしましょう。
また、銘板シールにはガスの種類(都市ガス・LPガス)や、給湯・追い炊き・暖房などの機能も記載されています。これらの情報は給湯器の交換や修理の際に必要となるため、シールの位置を覚えておくと便利です。なお、リモコンには型式が記載されていないため、必ず本体で確認しましょう。
給湯器の号数の目安
ご家庭に合った号数を選ぶには、家族の人数とライフスタイルが重要な判断材料となります。快適な給湯環境は、適切な号数選びから始まります。
基本的な選び方として、単身や2人世帯は16~20号、3人世帯は20号、4人以上の世帯では24号がスタンダードです。ただし、これは一般的な目安であり、実際の生活パターンによって変わってきます。
特に注目したいのは朝夕の時間帯です。家族が一斉にシャワーを使ったり、キッチンでお湯を使ったりする時間が重なる家庭では、余裕のある号数を選択すると快適です。また、寒冷地では水温が大きく下がるため、標準より1ランク上の号数を検討することをおすすめします。
10年先を見据えた選択も大切です。給湯器は平均して10年程度使用するため、将来的な家族構成の変化も考慮に入れると安心です。
給湯器の号数は変更できる?
給湯器の号数変更は可能ですが、いくつかのチェックポイントがあります。住まいの設備環境によって変更の可否が決まるため、事前確認が重要です。
号数を上げる「号数アップ」の際は、まずガスメーターの容量を確認します。特に24号の給湯器を設置する場合、6号以上のガスメーターが必要となります。容量が足りない場合は、ガス会社に相談の上、メーターの交換が必要です。
一方、号数を下げる「号数ダウン」は比較的シンプルです。例えば、お子様の独立で24号から20号に変更する場合、通常は大がかりな工事は不要です。ただし、配管状況によっては工事が発生する可能性もあるため、専門家への事前相談をおすすめします。
なお、古い建物や細い配管の場合、号数を上げても実際の給湯能力が制限されることがあります。号数変更を検討される際は、必ず専門家による現場確認をお願いしましょう。
給湯器の号数を変更したらガス代が安くなる?
「号数を下げればガス代が節約できる」という話を耳にしますが、実はこれは誤解です。給湯器の号数自体は、ガス料金に直接的な影響を与えません。
ガス料金を左右するのは、実際に使用したお湯の量です。16号であっても24号であっても、同じ量のお湯を使えば、ガス代は同じになります。つまり、号数が大きいからといって、必ずしも光熱費が高くなるわけではありません。
ただし、号数の大きな給湯器は快適な水圧でお湯が使えるため、結果的に使用時間が延びることはあります。たとえば、24号に変更して快適なシャワーを楽しめるようになると、自然とシャワー時間が長くなり、その結果ガス代が増えることも。
大切なのは、ガス代を抑えることだけを考えて号数を選ばないことです。生活スタイルに合った適切な号数を選び、使用量を意識した使い方をすることが、賢い選択といえます。
特殊な号数の給湯器もある
一般家庭でよく見かける16号、20号、24号以外にも、特殊な用途に向けた給湯器が存在します。それぞれの特徴と使用シーンをご紹介します。
コンパクトな5号給湯器は、瞬間湯沸かし器として知られています。キッチンや洗面台といった、ピンポイントで少量のお湯が必要な場所に設置され、室内据付型が主流です。
反対に、32号や50号といった大容量モデルは、主にビジネス用途で活躍します。美容室やレストランといった、継続的に大量のお湯を使用する施設に最適です。同時に複数の蛇口を使用しても、安定した湯量と温度を維持できる高性能モデルです。
このように、給湯器の号数は、設置場所や使用目的に応じて幅広いラインナップが用意されています。
マンションにおける給湯器の号数変更について
マンションでの給湯器の号数変更は、戸建てとは異なる独自の注意点があります。建物全体のガス供給能力に関わる問題のため、慎重な判断が求められます。
最初に確認すべきは管理規約です。マンションでは号数アップが制限されているケースが少なくありません。例えば、16号から20号、20号から24号への変更が認められていないこともあります。これは、建物全体のガス供給能力に限度があるためです。
仮に管理規約で号数変更が可能な場合でも、管理組合や管理人に必ず事前相談が必要です。また、ガス管の太さや配管の状態によっては、物理的に号数アップが難しいケースもあります。
一方で、号数を下げる変更は比較的スムーズです。管理組合への確認は必要ですが、多くの場合で可能です。マンションで給湯器の交換を考える際は、まずは管理組合への相談から始めることをお勧めします。
安心・快適な給湯生活のために正しい号数選びを
給湯器の号数選びは、家族構成やライフスタイル、住居環境など、様々な要素を考慮する必要があります。一般家庭では16号から24号が主流で、単身・2人世帯なら16~20号、4人以上の家族なら24号が目安となります。
号数変更を検討する際は、ガスメーターの容量や配管状況、マンションの場合は管理規約の確認が重要です。また、号数自体はガス代に直接影響しないため、快適な生活を重視した選択をお勧めします。
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