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現場写真の撮り方
①給湯器全体
給湯器から1~2m離れて撮影してください。正面でなく横やナナメからでOKです。
②給湯器の型式品番拡大
現在設置されている給湯器のメーカーと品番を、正確に把握させていただきます。
③給湯器下部の配管
カバーが付いている場合は正面のツマミを左回しで外してください。
④給湯器付近の工事作業スペース
給湯器の設置されている場所と高さを拝見します。全体を撮影お願いします。
給湯器のリモコンの液晶がつかない!原因と対処法を解説
給湯器の液晶画面が急につかなくなったら、真っ先に故障を疑ってしまうことが多いと思います。
しかし、液晶がつかない原因は様々あり、必ずしも故障とは限りません。
給湯器が正常に動かなければ生活の様々な面で支障が出ます。
本記事では、給湯器の液晶がつかなくなった主な原因と対処方法を紹介します。
ご自身で直せない場合の修理・交換費用の相場も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Table of Contents
Toggle給湯器のリモコンの液晶がつかない原因
給湯器のリモコンの液晶が付かない原因は、主に4つあります。
【リモコンの液晶が付かない原因4つ】
- 原因①リモコンのスイッチがオフになっている
- 原因②リモコンが節電モードになっている
- 原因③液晶パネルが故障している
- 原因④リモコンの配線が故障している
原因①リモコンのスイッチがオフになっている
まずはリモコンのスイッチが何らかの理由でオフになってしまっている場合。
以下の方法でリモコンのリセットをしてください。
【リモコンのリセット方法】
- 給湯器の運転を停止する
- リモコンの運転スイッチを切る
- 1分ほど置いてからリモコンの運転スイッチを入れる
この方法で復旧することもありますが、しない場合には別の原因が疑われます。
次項で紹介する原因を参考に、何が問題を起こしているかを特定しましょう。
原因②リモコンが節電モードになっている
節電モードが搭載されているリモコンがメーカーや品番によっては存在します。
給湯器を一定時間利用していない場合に、消費電力を抑えるため画面表示が消えることがあります。
節電モードは、シャワーや蛇口から再度お湯を出すことで解除され、通常通り表示される仕様が一般的です。
また、節電モードが不要な場合、節電モードを動作させない設定にすることも可能です。
お使いの製品の説明書を確認してみてください。
原因③液晶パネルが故障している
機能は正常であるものの、液晶パネルのみが故障している可能性も考えられます。
設定温度を表示する部分が壊れていると、いきなり熱湯が出てきてやけどをしたり、お風呂で冷水を浴びて風を引いてしまったりと行った二次被害が起こる可能性も否定できません。
また、液晶パネルが表示されないことによる誤動作で異常音が出るなどといったトラブルも考えられます。
いずれにしても、液晶が壊れていれば給湯器を満足に使用することはできないため、早めに修理を依頼しましょう。
原因④リモコンの配線が故障している
経年劣化や、地震などの外的な負荷が蓄積されて配線不良を起こすケースも考えられます。
給湯器の配線工事を行う場合は、資格が必要となるため専門業者による修理、または交換が必須となります。
給湯器などの配線工事は、資格が必要になるため業者による修理または交換が必要です。
少しでも異変を感じたら原因をネットで調べてみたり、業者に相談してみたりしましょう。
給湯器のリモコンの液晶がつかない際の対処法
給湯器の液晶がつかず、且つお湯が出なければ故障を疑うべきです。
一方で、液晶はつかないけれどお湯が出る場合は故障とは言えない場合もあります。
軽い不具合であっても放置すると重大な故障に繋がる可能性があるため、少しでも異変が見られたらいずれにしても原因を特定し、対処しなければなりません。
そこで、本項では液晶がつかなくなった時の対処法を紹介します。
リモコンをリセットする
リモコンの一時的なエラーや接触不良が原因で、液晶の表示が出来なくなる場合があります。
そんなときは、リモコンをリセットすることで不具合が解消されるかもしれません。
まずは、以下の方法を試してみてください。
【リモコンのリセット方法】
- 給湯器の運転を停止する
- リモコンの運転スイッチを切る
- 1分ほど置いてからリモコンの運転スイッチを入れる
リモコンにエラー表示がされている場合や、接触不良などが起きている場合も上記の方法で改善することがあります。
給湯器本体の電源が入っているか確認する
リモコンのリセットを試しても電源が入らない場合、そもそも給湯器本体の電源が入っていない場合があります。
以下の方法で給湯器本体の電源が入っているかどうかを確認してみましょう。
【給湯器本体の電源確認】
- リモコンのエラーが表示されていないか
- 運転ランプ(電源ランプ)が点いているか
- リモコンのスイッチがオフになっているか
- ガスの供給が停止していないか
- ガス栓やi給水バルブが閉まっていないか
- 水圧不足や凍結
- 給湯器本体の故障
リモコンのエラーが表示されていないか
リモコンにエラーコードが表示されている場合、そのエラーコードに応じた対処が必要です。
給湯器本体の説明書に記載されている対処をしても電源が入らない場合は、修理・交換の必要な可能性があります。
給湯器自体の電源を確認
給湯器の電源が入っているのに、リモコンのスイッチ自体がオフになっていると液晶は表示されません。
うっかり見落としされている場合もありますので、念の為確認してみましょう。
また戸建ての場合は以下の手順で、電源が入っているか確認してください。
【電源確認】
- 給湯器本体の電源が抜けていないか
- 給湯器の設置場所に行って電源のコンセントを抜き差ししてみる
マンションの場合は、室内のブレーカーを上げ下げすることで電源が入ることがあります。
ガスの供給が停止していないか
大きな地震を感知したあとや、一定の時間以上ガスが流れ続けたなど異常事態が発生した場合にガスの供給が停止してしまうことがあります。
上記の場合にはガスメーターを確認して、ランプが赤色で光っていないか確認が必要です。
ガスメーターの復帰は以下のように確認してください。
【ガスメーターの復帰方法】
- 1.すべてのガス機器の使用を中止
- 2.ガスメーターの復帰ボタンのキャップを左に回して外す
- 3.復帰ボタンをしっかり奥まで押し込み、ゆっくり手を離す
- 4.赤ランプが点灯したあと、再度点滅がはじまるまで3分ほど待つ
- 5.赤ランプの点滅が消えるとガスが使えるため、キャップをもとに戻して完了
ガス栓や給水バルブが閉まっている
ガスメーターとは別に、給湯器の本体の下にもガスの元栓があります。
この元栓が閉まっている場合、給湯機は利用できません。
また給湯器本体の下の給水バルブが閉まっていると、水が流れず給湯機は利用できません。
新築物件や給湯器交換後に、ガス栓や給水バルブが閉まっている場合があります。
それ以外に、何者かの悪戯で閉められている場合もあるため、念のため確認してみましょう。
水圧不足や凍結
給湯器は種類ごとに、点火するための必要な水の量が決まっています。
蛇口の流量をしぼることで水圧が低下し、水量が少ないため点火しない場合があります。
その場合は、蛇口は全開にして点火するかどうか確認してみましょう。
また冬場の寒い時期に配管内部で水が凍ってしまうと、水の流れを検知できず給湯機は作動しません。
配管の凍結の場合は、自然に解凍するのを待つのが基本です。
急ぐ場合は、配管にタオルを巻きそのうえから30~40℃のぬるま湯をかける、ドライヤーで温める、低温のカイロで温めるといった方法もあります。
給湯器本体の故障
過電流や漏電などが原因でブレーカーが落ちてしまっている場合があります。
戸建ての場合はブレーカーが室内に設置されていることが多いので、確認してみましょう。
また、落雷の影響で安全装置が働き、電源が入らなくなることがあります。
電源コンセントの抜き差しで改善することがありますが、改善されない場合は給湯器の部品が損傷している場合は修理・交換が必要です。
以上のことを試してみても給湯器の電源が点かない場合は、給湯器の故障が疑われます。
給湯器の修理や交換が必要となります、修理の依頼を業者に早急に連絡しましょう。
液晶パネルを修理する
液晶パネルの故障が原因で画面がつかない場合は、液晶パネルの交換が必要になります。
メーカーや修理業者に液晶パネルの在庫がない場合は、リモコン全体の交換になる可能性もあります。
液晶パネルが故障している可能性が考えられる原因は以下のとおりです。
【液晶パネルの故障原因】
- 画面表示が薄い
- 画面表示の一部が欠けている
- 画面表示がされない
この場合は、画面が表示されていなくてもお湯が出ます。
そのときは業者に連絡し、早急に修理や交換の対応をしてもらうのが大事です。
このとき、「リモコンのなかにある液晶パネルの交換だけすれば良いのでは?」
と思われるかもしれません。
しかし、リモコンの基盤と液晶パネルのほとんどは一体型になっています。
そのため、液晶パネルのみの交換はできないのです。
リモコンを交換する
リモコンをリセットする手順を試しても、復旧しない場合は基盤やリモコン内部での部品の故障が考えられます。
その時はリモコン全体の交換が必要です。
給湯器とリモコンは対応機種が決まっています。
交換の場合はまったく同じ種類のリモコンが必要になります。
また、基盤と液晶パネルの交換は、リモコン自体をすべて交換する方が結果として金銭的にお得になる場合があります。
また設置から1年以内の場合は、メーカー保証で修理・交換ができる場合も。
メーカーの不具合が原因の場合、無償交換を受け付けてもらえる場合もあるため、業者への連絡を検討するとともにメーカーへの相談も検討してください。
また、給湯器本体の特定機種で、メーカー側の過失による不具合が発覚している場合があります。
こちらのメーカーのように、特定の機種に対して不具合が発生し、修理・交換を呼びかけるようなケースもあります。ご自宅の給湯器に何らかの不具合が見られたときは、そのメーカーのホームページにアクセスし、何らかのアナウンスがされていないか確認してみましょう。
給湯器の本体ごと交換する
給湯器のリモコンだけでなく、本体そのものを交換してしまうのも選択肢の一つです。
しかし、「壊れたのはリモコンだけで、本体を交換するのはちょっと…」と思う人がいるかもしれません。
ですが、給湯器の状態や使用年数によっては全体交換のほうが経済的にお得となる場合もあるのです。
本体の交換が必要であると判断されるケースは、以下のとおりです。
【交換が必要判断ケース】
- リモコンの在庫や部品がないほど古い給湯器
- リモコンの配線や本体の寿命が近いとき
リモコンの在庫や部品がないほど古い給湯器
製造から年数が経っている古い給湯器の場合、製品の保有期間を過ぎていて、交換する部品の在庫がない場合があります。
メーカーにリモコンの交換をお願いしても、既に交換用の部品が存在しないケースが考えられるのです。
その場合は給湯器本体を新しいものに交換してしまったほうが工期も短く、経済的にもリーズナブルに済む可能性が高いです。
リモコンの配線や本体の寿命が近いとき
給湯器本体は7年を過ぎると、故障や不具合が起きやすくなるといわれています。
リモコンと給湯器本体を繋いでいる配線で経年劣化や破損、腐食などが進んでいる場合があるためです。
この場合は、リモコンだけの修理・交換では改善する可能性は低いでしょう。
給湯器本体を設置して10年以上経つ場合、本体の寿命も近い可能性があります。
業者に訪問してもらったときは壊れていなかった本体が、その後すぐに壊れて結果的にまた業者に修理・交換に来てもらうというケースは避けたいはずです。
結果的にリモコン・本体どちらも交換が必要となる前に、早めの交換を検討しましょう。
その場合、リモコンと本体の交換が別々に行われるよりも、まとめて交換したほうが時間も短縮でき、値段的にも得である可能性が高くなります。
業者に修理を依頼する際のポイント
ここまで紹介したようなリモコンのリセットなどをおこなっても改善が見られない場合や、紹介した確認事項をご自身で対応が難しい場合、早めに業者への修理・交換の依頼が必要です。
給湯器本体は標準的な使用方法で、安全に使用できる期間は約10年と言われています。
給湯器の購入から1~2年程度の場合、メーカー側で初期不良として保証を受けられる場合があります。
給湯器本体の機種やメーカーを確認して、保証内容を調べてみましょう。
給湯器の購入、設置から10年以上経過した場合、修理のみだけでなく交換も検討してみてください。
10年を超えている場合の故障は、修理のみでは対応が出来ない可能性があります。
リモコンを含めた交換の検討が必要です。
修理を依頼する際のポイント
リモコンと給湯器本体はどちらも修理・交換が必要になった場合、給湯器本体も設置・交換ができる業者へ連絡する必要があります。
給湯器の修理・交換・設置にはさまざまな関連資格が必要です。
関連する法律や基準を守らず、工事をおこなってしまうと重大な事故につながるおそれがあります。
そのため、多くの工事実績を持ち、信頼できる業者を選ぶことが非常に大切です。
工事を依頼する際に、有資格者による管理や施工が行われるのか、各業者のホームページやネットの口コミを参考に確認しましょう。
またあらかじめ業者へ連絡する際に、伝える情報をまとめておくとスムーズに対応が可能となります。
【業者に伝える情報】
- 具体的な症状(液晶パネルの表示が異常、メロディーが途切れるなど)
- 最初に症状を確認した時期 (数日前から、半年前からなど)
- 確認できる症状の範囲(リモコンの表示が出ない、浴室のリモコンだけ症状がでるなど)
- メーカーと型番
- 給湯器の設置年数
依頼する際にこれらの情報が伝えられると、業者側で考えられる原因や修理に必要な部品などを事前に予想、それらに対する用意ができます。
スムーズに点検や修理が完了し、修理費も抑えられる可能性があります。
また作業時間の目安や費用相場を聞くためにも、必要な情報です。
事前に症状や部品が予想できた場合、見積もり段階である程度の費用相場も考えられます。
修理を依頼する際の作業時間の目安
修理にかかる時間は、症状や作業内容により異なります。
部品在庫がある場合や汎用性の高いパーツのみの交換で済む場合は、訪問当日に1~3時間程度で作業完了する場合が多いです。
メーカーから交換用部品を取り寄せて対応する場合、在庫の確認や調達までに1週間程度の時間が必要な場合もあります。
修理を依頼する際の費用相場
ガス機器の修理費用は、出張費、故障診断料、技術料、部品代で構成されるのが一般的です。
故障している箇所によって作業内容や費用が異なるため、まずは故障箇所の診断・見積もりを依頼しましょう。
【故障個所の作業内容と費用】
- 出張費/故障診断料:約5千円
- リモコン配線のやり直し:約2.5万円
- リモコンの交換・工事 :約4万円
- 給湯器本体の部品交換 :約5万円
- 給湯器本体の交換・工事:約60万円
故障している場所や状態に金額は大きく変動します。
ですが、リモコンと給湯器本体でいくとリモコンのみの修理・交換は比較的オトクに抑えられ、当日中に改善する場合が多いです。
給湯器の液晶がつかない場合も落ち着いて対処しよう
給湯器のリモコンの不具合は、電源のスイッチのオン・オフだけで改善する場合が多いです。
しかしその原因が本体や液晶パネル配線の故障であった場合、修理が必要な場合もあります。
不具合の原因によっては修理・交換を必要とせず、地震で対処できる場合もあると本記事ではお伝えしました。
一方で、無理やり自分で対処しようとすると、不具合の悪化や最悪の場合事故につながる可能性もあります。
症状が悪化し生活への悪影響を大きくしないためにも、無理に自分だけで解決しようとせず、専門業者の力を借りることも検討しましょう。
メーカーの取扱説明書やホームページには、ご自宅で簡単にできる日常点検の方法も掲載されていますが、異常事態の場合は業者への依頼でスピーディーな解決に繋がります。
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