公開日  更新日

給湯器の修理はどこに頼む?依頼できる業者を紹介

給湯器が故障した場合、修理依頼するか、自分で修理するか悩む方もいらっしゃるでしょう。

 

また、修理はどこに頼んだらよいのか、少しでも安く費用を抑える方法は?など、
気になる点もありますね。
給湯器の修理は、ガスや電気に関わる作業になるため、安全性もしっかり考えて、適切な業者を選ぶことが必要です。

 

そこで、本記事では、給湯器の修理について、修理前の点検ポイント、依頼先の業者の種類、良い業者の選び方、交換が必要なタイミングなどについて解説します。

給湯器の修理を依頼する前に確認すること

給湯器の修理を依頼する際は、不具合の症状と範囲、給湯器の所有者について確認しておきましょう。

事前に、給湯器の状態を把握しておくと、業者に相談する際に、問題解決しやすくなり作業効率が良くなります。
ただし、むやみに故障個所を触って、危険な状況を起こさないように、安全が確保できる範囲で点検するようにしましょう。

不具合の症状と範囲

はじめに、修理依頼する際は、給湯器の状態をチェックしましょう。

以下は、給湯器の不具合をチェックする項目です。

 

【給湯器の不具合をチェック項目】

  • お湯がでない
  • 温度調節ができない
  • お湯が出るまで時間がかかる
  • 電源が入らない
  • 異臭が発生する
  • 異音がする
  • 給湯器から水漏れする
  • 黒い煙が出ている
  • リモコンにエラーが出る

さらに、給湯器の不具合が、どこで起きているのか確認します。

特定の場所のみなのか、家全体でお湯の調子が悪いのかチェックしましょう。
※給湯器の不具合の場所

 

 

【関連記事】

給湯器のエラーコードと対処法を一覧で紹介

 

【お湯の調子チェック】

  • キッチン
  • 洗面所
  • 風呂場

次に給湯器のお湯の出方についてチェックします。

 

【給湯器お湯の調子チェック】

  • キッチン、風呂、洗面所で一度にお湯が出ない
  • キッチンだけ、風呂だけ、洗面所だけならばお湯が出る
  • キッチンだけ、風呂だけ、洗面所だけのみでもお湯が出ない

給湯器の温度に関しては、例えば、複数の場所で一度にお湯を出そうとすると出にくいこともあり、単独の場所ならばお湯が出る場合もあります。

または、単独の場所のみでもお湯が出ない場合があります。

お湯の出方にどのようなパターンが起きているのか、確認しておきましょう。

続いて給湯器の電源の状況をチェックします。

 

【給湯器の電源状況チェック】

  • コンセントが入っているか、ゆるんでいないか
  • 停電状況を確認する
  • ブレーカーの状態を確認する。漏電ブレーカーが落ちていないか

単純に、コンセントの差し込みが不十分であったり、コンセント自体が抜けていたりする場合もあります。

 

 

または、ブレーカーが落ちている、ブレーカー自体が故障している場合もあります。

停電についても随時確認が必要です。リモコンのスイッチもチェックしましょう。

給湯器の不具合の原因のひとつに「漏電」が考えられます。

漏電はそのまま放置しておくと感電や火災などの危険性が高くなります。

給湯器に水漏れが生じている場合は、漏電の点検をしてもらいましょう。

特に交換が必要になる危険性のあるケースは、異臭や異音、煙などの症状です。

 

もし、異臭や異音がしている場合は、不完全燃焼しているかもしれません。

給湯器の排気口や給気口にゴミやほこりが詰まっていないか確認しましょう。

ガス臭い場合は、ガス漏れの可能性がありますので、早めにガス業者に連絡しましょう。
異音が出ている場合は、給湯器の劣化によって生じている場合があります。

異音が出るタイミングや状況を確認して、業者に伝えるようにしましょう。

 

また、黒い煙が発生している場合は、非常に危険な状態です。早めに安全を確保して、給湯器の交換を行いましょう。

さらに、冬の寒冷期に水道管が凍結していて、お湯の出が悪くなるケースもあり、外の温度が上がると解消することもありますので、慌てずに水道管の様子を確認しましょう。

 

給湯器の不具合は、機器の使い方、電源やブレーカーのチェック、外気温の状態などを調べることで、ある程度の原因をつかむことができます。

給湯器の構造自体の不具合について、専門的な部分になるため業者に依頼して点検を早めに行いましょう。

 

なお、修理依頼してから、給湯器以外に問題があった場合は、他の専門業者に別途、修理依頼するようになります。

給湯器の所有者

給湯器の状態をチェックしたら、給湯器の所有者について確認しましょう。

持ち家の給湯器であれば、特に何もしなくても大丈夫です。

直接、修理依頼をしましょう。

 

賃貸住宅やリース給湯器の場合は、所有者に状況を伝える必要があります。
賃貸住宅の場合は、大家さんまたは管理会社へ、リース給湯器の場合は担当者に故障の状況について事前に連絡しておきましょう。

給湯器の所有者が自分でない場合は、大家さんまたは管理会社が、修理業者の手配や修理費の負担をしてくれるケースが多いです。

 

 

【関連記事】

マンションの給湯器交換の流れを解説!費用は誰が払う?

 

 

ただし、勝手に自己判断で修理を頼んだ場合、後になってトラブルになることもありますので、事前に相談してから修理依頼しましょう。

リース給湯器の場合は、以下の手順になります。賃貸住宅の場合と同じように、独断で修理依頼しないように、リース会社を介して行いましょう。

 

【リース給湯器手順】

  • 給湯器のリース契約書から、修理時の費用や手配について確認する
  • リース会社に問い合わせる
  • 給湯器の状態を説明する
  • リース会社に修理を依頼する
  • 修理費の負担について説明を受ける
  • 修理日程、立ち合いについて確認する

給湯器の修理を依頼できる業者

給湯器の修理は、以下の業者に依頼できます。

それぞれの特徴と担当範囲、メリットとデメリットを確認して適切な依頼先を選びましょう。

費用や製品の選択の幅、安心や信頼度などが選ぶポイントになります。

※給湯器の修理ができる業者

 

【給湯器の修理業者】

  • 給湯器専門業者
  • 給湯器メーカー
  • ガス会社
  • ハウスメーカー・工務店

給湯器専門業者

メリット デメリット
費用が比較的安い 数が多いので選ぶのが難しい
製品の選択の幅が広い 悪徳業者に騙されることもある
年中無休で24時間対応が可能
割引サービスがある

 

給湯器専門業者は、給湯器の販売、修理、交換など、給湯器に関するプロの専門業者です。

多数のメーカー製品を取り扱っているため、修理で解消しない場合は、豊富なメーカー製品から選んで交換することも可能です。
アフターサービスが充実している業者もあり、修理後のトラブルにも備えることができて安心です。

 

さらに、給湯器の故障をいち早く解消したい場合は、年中無休で24時間対応してくれるところもあります。
費用については、給湯器専門業者は、数が多く競争が激しい業界なので、比較的安価で修理依頼できる傾向です。

 

ただし、数が多いだけに業者のサービス対応は異なります。中には悪徳業者もいるため、運悪く依頼してしまった場合に、高額請求や不良工事などのリスクが高くなります。
したがって、実績や経験を見極めて、しっかり見積りをとって比較検討して選びましょう。業者選びの判断としては、「指定給水装置工事事業者」であれば安心です。

「指定給水装置工事事業者」とは、水道法により、給水装置の構造および材質が政令に定める基準に適合することを確保するため、水道事業者が、その給水区域において給水装置工事を適正に施行することができると認められる者を「指定」する制度をいいます。

この指定要件は全国一律に定められているものです。(東京都水道局より引用)

給湯器メーカー

メリット デメリット
自社製品なので知識・技術・実績が豊富 費用が割高になる
メーカー保証期間内であれば無料で対応 単一のメーカーのみになる
メーカー対応なので信頼できる アフターフォローが充実している

 

給湯器メーカーは、自社製品を取り扱う給湯器を製造する会社です。給湯器の不具合は、製造元のメーカーに問い合わせて相談できます。

製品メーカーでは、修理・交換の窓口を設けているケースも多く、大手製品メーカーでは、修理時の対応がマニュアル化されているので、スムーズに行うことができます。

インターネット予約または電話からの年中無休で相談が可能です。

また、メーカー保証期間内であれば、無料での対応も可能です。修理依頼する前に、保証書を準備しておきましょう。

 

ただし、給湯器専門業者のように価格競争が激しくないので、修理費用は高めになります。
あくまでも、給湯器メーカーの提携している修理業者に依頼するようになるため、かかる費用や修理日の設定は、メーカー任せになります。
費用をなるべく抑えて、修理日も都合に合わせて選びたい場合は、他の依頼先で検討しましょう。
なお、交換する場合は、同じメーカー製品の中から選ぶようになり、他のメーカー製品に替えることは難しくなります。

では、給湯器の修理依頼について、各製品メーカーの情報を確認しましょう。

【リンナイ】

  • 給湯機器や厨房機器など製造販売を行う大手メーカー
  • 利用方法:故障診断ナビより対処方法や修理の概算費用が説明される
  • 利用時間:年中無休、365日24時間受付。インターネットまたは電話で予約
  • 料金:出張費 + 修理工料 + 部品費 + 諸経費 + 消費税

 

【ノーリツ】

  • 給湯機器、温水暖房機器、厨房機器など住の製造販売を行うメーカー
  • 利用方法:LINE公式アカウントから24時間お申し込み
  • 利用時間:土曜・日曜・祝日の訪問修理も実施
  • 料金:技術料+部品代+出張料×消費税

 

【パロマ】

  • ガスコンロやガス給湯器などを製造販売する大手メーカー
  • 利用方法:インターネットまたは電話で予約
  • 利用時間:年中無休、24時間365日受付
  • 料金:技術料(4400円~)+部品代+出張料(2750円~)×消費税

 

【パーパス】

  • 給湯器等の住宅設備機器や業務用設備機器の施工・販売のメーカー
  • 利用方法:インターネットまたは電話、テクニカルサービスセンターで予約
  • 利用時間:受付日を含む2営業日に担当者より連絡がある

ガス会社

メリット デメリット
大手ガス会社なので安心 費用が割高になる
ガスの専門家に修理してもらえる 修理業者と製品は特定されている

 

ガスを提供している各エリアのガス会社では、給湯器の修理も行っています。

東京ガスや大阪ガス、プロパンガスなど普段お世話になっている会社に修理依頼できます。

 

大手ガス会社であれば、依頼するのに信頼できて安全・安心ということもあります。
いつもの担当のガス会社に問い合わせて修理の相談をしてみましょう。

連絡先は、ガスの検針票や明細に記載されています。

 

ただし、ガス会社の場合は、インフラが専門であるため給湯器自体の修理については、ある程度決まった範囲でのサービス提供となります。

給湯器のメーカーと同じように、修理業者や希望のメーカーを選ぶことはできません。
ガス会社と提携している修理業者が取り扱うメーカー製品のみの対応となります。

交換する場合は、ガス会社が取り扱う製品のみとなるため、選択の幅は少なくなります。
修理費用については、割引サービスなどが使えないので比較的高額になります。

では、給湯器の修理依頼について、各ガス会社の情報を確認しましょう。

【東京ガスの修理】

  • 給湯器やコンロなどのトラブルに対する修理サービス
  • 予約:最短当日から可能。インターネット予約、または電話
  • 対象エリア:東京ガス供給エリア
  • 修理基本料:税込4,400円(出張費、故障診断費、簡易的な一次対応費)

【大阪ガスの修理】

  • 大阪ガス製以外の他社メーカーのガス機器でも対応可能なサービス
  • 予約:年中無休24時間365日受付。インターネット申込み、または電話予約
  • 修理費:基本料技術料、部品代

ハウスメーカー・工務店

メリット デメリット
ハウスメーカー・工務店に一括依頼できる 費用が割高になる
修理業者と製品は特定されている

 

注文住宅の場合は、ハウスメーカーや工務店で修理依頼ができるケースもあります。
この場合は、ハウスメーカーや工務店の担当者が窓口となります。

修理業者への依頼、交換の手配や製造業メーカーへの注文など、自分で直接依頼しなくても、すべてお任せできるため、時間のない方は、利用しやすい方法です。

 

ただし、ハウスメーカーや工務店は、自社では修理は行わないため、製品メーカーより指定された正規の修理業者が請け負うことになります。
したがって、利用者からハウスメーカー・工務店に依頼し、そこから製品メーカーへの修理依頼という流れになるため、直接、修理依頼するよりも時間がかかります。
各業者を介して行うため、修理費用も高めになります。

良い業者を見極めるポイント

修理の依頼先を探す場合は、良い業者を見極めるポイントを確認しましょう。
とりあえず慌てて業者に頼んでも、問題が解消しない場合もあります。後悔しないように
事前に良く調べてから決めましょう。

対応するスタッフが資格をもっているか

給湯器の構造について専門知識のあるスタッフがいることを確認しましょう。

給湯器の修理や交換を行うには、専門資格が必要です。
修理の内容によっては、無資格者が対応した場合は、違反行為で罰則の対象となります。
ガス漏れや水漏れ、火災などの重大な事故が起きた場合のリスクが大きく、修理後に不良工事によるトラブルも起きやすくなります。

 

特に、マンションで事故やトラブルが発生した場合は、共用部分に被害を及ぼした場合に
弁償しなければならなくなります。

 

給湯器の修理に必要な資格の種類 従事できる作業内容 国家資格
液化石油ガス設備士 LPガスの家庭用・業務用消費者に係るLPガス設備の配管工事等の作業
ガス機器設置スペシャリスト 高度な専門知識・技能によるガス機器の設置工事
ガス消費機器設置工事監督者 特監法に基づいて「特定ガス消費機器」の機器の設置や変更の工事
簡易内管施工士 ガス機器の移設・設置工事等に伴うガス栓の増設や位置替え工事
ガス可とう管接続工事監督者 ガス可とう管を用いたガス栓とガス機器の接続工事に関する監督・施工
第二種電気工事士 屋内の配線や照明の工事、コンセントの設置や交換、エアコン設置工事
給水装置工事主任技術者 給水装置の設置から撤去や変更

 

なお、修理内容によって必要資格が異なるため、対応する作業内容に合わせて確認しましょう。

「都市ガス対応の給湯器」、または「プロパンガス対応の給湯器」では、以下の資格が必要になります。

 

【資格】

  • 都市ガスの給湯器の交換:ガス可とう管接続工事監督者、ガス機器スペシャリスト、簡易内管施工士
  • プロパンガスの給湯器交換:液化石油ガス設備士
  • 電気工事を含む作業:第二種電気工事士

修理実績が豊富か

修理依頼を検討している会社のホームページを見て、実績や経験について確認しましょう。
修理の事例がわかると信頼度が高くなります。自宅の給湯器のメーカーの事例があると、
さらに安心できます。
利用者の声がわかるので口コミや評判も参考にしましょう。

 

ただし、口コミは、個人的な理由が含まれる場合がありますので、参考にする程度にして、本当に役立つ情報かどうか判断しましょう。
また、修理業者を選ぶ際に、信頼性を得るためには、地域密着型の工務店であれば安心です。

地域密着型の業者は小規模体制のところが多いため、利用者との信頼関係も築きやすく、修理後のサポートも受けやすい距離なのでおすすめです。

事前の見積もりや説明が丁寧か

複数の業者を選んで相見積もりし、比較してから1社に決めましょう。

また、見積りについて説明をしっかりしてくれて、明瞭であることが重要です。
後から追加料金が発生したり、費用相場よりも安すぎたり高すぎたりする場合は、見送った方が賢明です。

見積書についての注意点は以下の通りです。

 

【見積の際の注意点】

  • 相見積もりは同じ条件で依頼する
  • 相見積もりをしていることを他の業者にも言っておく
  • 「数量一式」の詳細を説明してもらう
  • 見積書に内訳とその内容を確認する
  • 見積書の説明の仕方や対応をチェックする
  • 給湯器の号数やタイプについて確認する
  • 給湯器のメーカーと機能性を確認する
  • 設置場所に設置できる給湯器であるか確認する
  • 給湯器の納入や修理日程について確認する

「数量一式」と記載されている場合は、その詳細を確認しましょう。

また、不要な材料が含まれていないか、別途費用の有無などをチェックしましょう。不明な部分は、事前に確認して問題を解消しておくと、後からのトラブルを避けることができます。

アフターサービスや保証制度が充実しているか

給湯器を修理した後のアフターサービスや保証内容について事前に確認が必要です。
もしも、修理後に不具合が生じた場合に、速やかに対応してもらえるようにしておきましょう。

 

アフターサービスや保証内容が充実している会社は、利用者目線でサービスを行っているため、安心度が高くなります。
また、アフターサービスや保証制度について、どこまでの範囲で対応してもらえるのか、内容についても聞いておきましょう。

保証制度については、無償か有償か、商品保証と工事保証、サポート期間など、メーカーや業者によって異なるため確認が必要です。

 

給湯器メーカーの無料製品保証 期間は、一般品(非BL品)は1年、BL品は2年です。
BL認定品とは、財団法人ベターリビングにより優良住宅部品としての認定を受けた製品です。

通常の使用状況で発生した故障は、無料で対応してもらうことができます。ただし、利用者側の過失による故障の場合は、有償になります。

給湯器交換のタマのアフターサービス⇒

悪徳業者に気を付ける

修理業者のスタッフの対応についても確認しましょう。

給湯器の修理について問い合わせた際に、電話応対の態度や、修理依頼までをスムーズに誘導してもらえるか、効率良くやりとりができる業者を選びましょう。

給湯器の業者は全国に多数あるため、実際に電話口での対応で判断できる部分もあります。

 

また、最近では、点検を装って高額な給湯器の交換を迫る手口が多く発生しています。
給湯器に関する国民消費者センターへの相談件数は、2023年度に入り急増し、2022年度の約3倍になっています。
相談事例は「自治体から委託を受けた」「契約中のガス会社から依頼された」「今なら割引できる」等、騙されやすい手口によるトラブルです。

実際に騙されて契約した人の年齢は、70歳以上の方が7割を占め、高齢者で特に一人暮らしの場合は、十分気を付けるようにしましょう。

給湯器の修理でDIYはNG

器用でDIYが得意な方でも、給湯器の修理は専門家に依頼するようにしましょう。
給湯器の修理は、有資格者が担当するようになっています。

給湯器を自分で修理すると事故やトラブルの原因となり、費用負担もかえって高くなってしまいます。

※自分でDIY・修理するリスク

 

【自分でDIY・修理するリスク】

  • もし修理できたとしても違反行為になるため罰せられる
  • ガス漏れや水漏れ、破損リスクが高い。一酸化炭素中毒による被害が起こる
  • メーカーや業者の保証制度を利用できないので、費用負担が増える

違反行為については、電気工事を無資格でした場合、電気工事士法違反で30万円以下の罰金もしくは1年以下の懲役に、ガス工事を無資格でした場合は、50万円以下の罰金に科せられる可能性があります。

自分で修理をするとデメリットが多いので、適切な業者に依頼して、正しく対応してもらうようにしましょう。

修理ではなく買い替えを提案されるケース

給湯器の修理を依頼した際に、修理では問題解消できないときは、交換が必要になることもあります。

では、どんな場合に交換が必要になるのか、2つのケースについて確認しておきましょう。

給湯器の寿命が近い場合

お使いの給湯器の寿命が近い場合に、交換を提案されることが多くなります。
給湯器の寿命は、一般的に10年が目安です。

 

購入から10年近くお使いになっている場合は、修理するよりも交換した方が、その後に問題なく使用できるようになります。

※給湯器メーカーの寿命の目安

 

【給湯器メーカー寿命目安】

  • リンナイ:10年
  • ノーリツ:10年
  • パロマ:7~10年
  • パーパス:7年~10年

法定耐用年数についても確認しておきま しょう。

給湯器の耐用年数は「6年」です。
法定耐用年数とは、税法上の基準で、実際の寿命とは異なります。給湯器は、国が定める耐用年数表上の「家具、電気機器、ガス機器、家庭用品」の分類に該当します。
給湯器メーカーの提示する寿命は、およそ「10年」となっていますので、製品を丁寧に取り扱うことで、法定耐用年数の「6年」よりも長く使うことが可能です。

 

 

【関連記事】

給湯器の寿命はどのくらい?交換する際の基準とは

修理より買い替えたほうが安く済む場合

給湯器の不具合は、修理した方が良い場合と交換した方が良い場合は、ケースバイケースです。
製品のメーカー保証期間内であれば無償で修理してもらうことができるので、費用負担が安く済みます。
給湯器の寿命が過ぎている場合は、修理をして直ったとしてもすぐに故障しやすくなるため、修理を繰り返すことで、結果、交換費用よりも高くなってしまいます。
したがって、目安として給湯器を7年以上お使いになっている場合は、修理するよりも交換した方が、安く済むと判断した方が良いでしょう。

 

なお、修理依頼をして交換が必要になった場合、製品本体の在庫状況、工事の日程によってかかる期間が変わってきます。

在庫があって作業日程が合えば即日交換が可能です。一方、在庫不足で取り寄せになると、1週間前後かかります。
毎年10月~2月は取り付けの繁忙期なので、数週間交換ができない可能性もあります。

 

 

【関連記事】

給湯器の交換にかかる工事期間の目安を解説!交換時期は?

給湯器の修理・交換は安心して依頼できる専門業者へ

給湯器の修理は、電気やガスに関わる作業を行うため、有資格者のいる専門業者へ依頼しましょう。

依頼する前に点検をして、給湯器の使用期間や寿命についても確認しておくと、業者との相談がスムーズになります。

「給湯器交換のタマ」は、東京( 多摩地区と埼玉を中心に、ガス機器の交換工事を承っております。

 

もし、 お湯が出なくて困った際は、最短・当日・翌日の給湯器交換工事で、利用者の方のお悩みをスピーディに解決することが可能です。

アフターサービスも充実しています。ぜひ、ガス給湯器の交換は、「東京都・埼玉の給湯器交換のタマ」にお任せ下さい。

MENU
PAGE TOP